京都市上京区千本通蘆山寺上る閻魔前町にある千本ゑんま堂(せんぼんえんまどう)の八重桜です。
千本ゑんま堂は正式名は、引接寺(いんじょうじ)です。
あの閻魔様を祀るお寺です。
春は八重桜の名所であり、ゑんま堂発祥と言われるゑんま堂普賢象桜などもあります。
遅咲きの桜の隠れた名所であり、他の桜の名所が終わったころに見ごろをむかえます。
2017年4月23日訪問、撮影です。
広告
境内の北側(北西側)にある八重桜です。
正直、背景は少し残念ですが美しい八重桜が咲きます。
千本ゑんま堂(引接寺)の桜は「ゑんま堂普賢象桜」と言う名前がついています。
千本ゑんま堂(引接寺)発祥の桜とされています。
ゑんま堂普賢象桜は遅咲きです。他の名所が終わってから、あるいは終わるころに咲き出します。
以前より知名度は上ったようですが、まだまだ桜の穴場、桜の隠れた名所と言えそうです。
最高の青空の下、豪快に咲き誇っています。見事な春の情景です。
今は満開でまだ散っていませんが、「ゑんま堂普賢象桜」は散り方に特徴があります。
花びらごとに散るのではなく、花ごとボトッと散ります。
花ごと落ちる姿が死刑囚の斬首される様に似ているため、死刑囚に見せて改心を図ったと言われています。
もともとは船岡山の処刑場付近に植えられていたそうです。
怖いと言うか、深いと言うか、何がしかを考えさせられそうです。
この爽快な青空と華やかな桜からは想像がつかない話です。
まぁそれはさておき、千本ゑんま堂のの素晴らしい桜と春の情景に感謝です。