京都府与謝郡伊根町新井(にい)にある新井崎(にいざき)付近ののろせ海岸です。
のろせ海岸はおおよそ北は泊(とまり)海水浴場付近から南は新井崎漁港付近までを言います。
ただし、もっと広範囲を指す場合もあるようです。
日本海に面した険しい断崖絶壁の景色や木々が生い茂った緑の向こうに見える青い海などが楽しめます。
また素晴らしい海岸の景色とともに、海に浮かぶ
冠島(かんむりじま)と沓島(くつじま)もあわせて見られます。
のろせ海岸へのアクセスは、丹後海陸交通バス(通称:丹海バス)の「伊根線、蒲入線、経ヶ岬線」の
「六万部」バス停(新井の北側)が最寄であり、ここから泊海水浴場までが徒歩10~15分位です。
2018年5月15日訪問、撮影です。
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泊(とまり)の砂浜、泊海水浴場です。小さな湾のようになっています。
泊から南の新井崎(にいざき)方面へ向かいます。海にせり出す朽ち果てた気が何とも絵になります。
岩に力強く根を張っています。
この悪環境の中でも松が育っています。ベランダの植物がなぜ枯れるのか不思議です。
悪環境と言いましたが、悪環境かどうかは人間が決めることではないのかも知れません。
海の岩場は良い環境でベランダの方が悪い環境なのかも知れません。
何であれ自然の中の凄い生命力です。
遠くの海に浮かぶ「冠島(かんむりじま)」(右)と「沓島(くつじま)」(左)です。
冠島と沓島の住所は京都府舞鶴市になります。
冠島です。冠島は島全体が国の天然記念物に指定されています。
無人島であり島への立入は禁止されています。竜宮島や大島と呼ばれることもあるそうです。
沓島です。沓島は厳密には釣鐘島(北)と棒島(南)からなる二つの島です。
無人島であり立入が禁止されています。
さらに南へ進みます。まだまだのろせ海岸の険しい海岸線が続きます。
さらに南の新井崎の方へ進むと岩の見え方や雰囲気も違ってきます。
先ほどは隠れて見えなかった小さな岩も見えてきます。