京都市東山区大和大路四条下る小松町にある建仁寺(けんにんじ)の紅葉です。
建仁寺は観光名所の密集する京都東山・祇園に位置しますが、
人が意外と少なく静かにゆっくりと美しい紅葉を楽しめます。
納骨堂の鮮やかな紅葉、潮音庭の風情ある紅葉など多様な紅葉が見られます。
例年見ごろは比較的遅めであり、11月下旬から12月初旬まで楽しめます。
他の名所の見ごろが終わってからでも紅葉が楽しめるお寺です。
また、見ごろ時期が遅いことも人が少ない方向に働き、ゆっくり紅葉が見られます。
2013年12月2日訪問、撮影です。
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方丈の西側にも続いており、こちらにも苔や岩などが配されています。
納骨堂と方丈の間は白砂の庭園となっており、飛び石が配されています。
「○△□乃庭」です。シンプルな中庭に○△□が表されています。
「風神雷神図屏風」です。
ガラスに庭園と紅葉が反射しています。
大書院から小書院へ向かっての眺めです。
さらに奥には○△□乃庭があります。
少し日差しが強すぎました。
本当は雨か曇りが良かったですが、キラキラした紅葉もまた綺麗です。
まさに見ごろです。
建仁寺は京都の中でも比較的遅くに見ごろをむかえます。
鮮やかな色合いの生き生きとした紅葉です。葉っぱの状態も良いです。
左が小書院、右が大書院です。
潮音庭は苔に大きな岩を配した絶品の中庭です。
庭園を囲む回廊が何とも良い感じです。
ただ、やはり日差しが強すぎたので、いつか雨の時に来てみたいです。
建仁寺は京都祇園の観光名所の真ん中にありますが、その割には比較的空いています。
穴場と言えるかどうかは分りませんが、紅葉の時期でもゆっくり拝観できます。
ただ、年々人は増えてきてはいるようです。
小書院奥から眺めた潮音庭と紅葉です。
また違った趣きがあり、美しさと風情を持ち合わせています。