カテゴリー:京都市南区, 東寺(教王護国寺)
タグ:新緑・青もみじ・苔
京都市南区九条町にある東寺(とうじ・教王護国寺)塔頭の観智院(かんちいん)の庭園などです。
観智院は、東寺境内の北に位置し、格式高く別格本山でもあります。
枯山水庭園(石庭)の「長者の庭」や茶室「楓泉観(ふうせんかん)」の風情ある露地庭、
緑の豊かな「四方正面の庭」や坪庭など趣きの異なる複数の庭園が楽しめます。
なお、客殿南側の石庭は、以前は「五大の庭」として龍神や鯱、神亀などを象った枯山水庭園でしたが、
2017年に「長者の庭」という枯山水庭園が作庭され、大きく様相が変わっています。
真言宗立教開宗1200年の慶讃大事業として長者の庭が作庭されたそうです。
2017年10月6日訪問、撮影です。
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客殿西側の枯山水庭園です。客殿前(客殿南)庭園とつながっています。
客殿を囲むようにL字方に枯山水庭園が広がっています。
客殿前庭園(客殿南庭園)の「長者の庭」です。
左右に島があり、石橋でつながっています。左(中央)は苔の島、右は岩の島です。
古風ですが、どこかモダンな庭園です。新旧が良い感じに融合しています。
中央の島には美しい緑の苔に松などの緑と岩が配されています。
松は隠岐島の赤松を用いているそうです。
苔の島にはいろんな緑が植えられています。雨に濡れて岩もしっとりしています。
岩も形、大きさなど様々です。吉野石や守山石というのを使っているそうです。
「長者の庭」は2017年に作庭されました。
真言宗立教開宗1200年の慶讃大事業として作庭されたそうです。
以前は龍神や鳥、鯱などを象った「五大の庭」でした。
白砂の枯山水庭園であることには変わりありませんが、様相が大きく変わりました。
おそらく何かの意味があるのだと思いますが勉強不足で分かりません・・・。
飛び石の参道です。使われている石は全て色が違います。
良く考えられて敷かれているのでしょう。
様々な場所、角度から楽しめる石庭です。見え方もだいぶ変わってきます。
この丸い石と長く続く飛び石の参道、その先の緑の島への流れが良い感じです。見事な枯山水庭園です。
いろんな色合いの緑があり、小石が敷かれています。
砂というには少し大きいので小石で良いと思います。
綺麗に手入れされています。
いつも申しますが、こういった中庭は晴れの日よりも雨や曇りの日がお勧めです。
当然好みの部分はありますが、天気が良過ぎるとくっきりと影ができてしまいます。
多種多様な緑がいっぱいです。
種類の違う様々な植物を同じ場所で綺麗に育てるのは大変だと思います。
小石は一色ではなく、いろんな色をしています。
小石の間から小さなシダが顔を出しています。
お庭だけではなく、後ろや周りの回廊が良い雰囲気を演出しています。
茶室近くの坪庭です。
苔と岩の島が浮かんでおり、島には木が生えています。小さいですがこれも見事な庭園です。
茶室「楓泉観(ふうせんかん)」の露地庭です。
露地庭はお茶の庭、茶庭のことであり、茶室に付随するお庭もしくは茶室に行くまでのお庭です。
多様な緑、植物がたくさん植えられています。
獅子脅しも何だか喜んでいるようです。それはないか・・・。
最高に風情のある露地庭です。
風情、侘び寂び、情緒、趣き・・・いろんな言葉が合いそうです。
露地庭の隅にある手水鉢です。
岩の上に置かれ、白い石が使われています。いろんなところに工夫が見られます。
別の場所から眺めた露地庭です。露地庭は本堂の北の方にあります。
奥には東寺と書かれた石柱があり、周りは青もみじや松などの緑で覆われています。
飛び石と豊富な緑がお見事です。何時間でも眺めていられそうです。
Спасибо. Так красиво))))
Спасибо тебе тоже
こちらこそありがとうございます。