京都市西京区大原野小塩町にある十輪寺(じゅうりんじ)、通称なりひら寺のしだれ桜です。
中庭に生えて屋根から飛び出ている満開の「なりひら桜」です。
下から見上げるのも、裏山の上から見下ろすのも美しい桜です。
樹齢約200年と言われる独特の一本桜です。
前からずっとこの桜を見てみたかったんです。
ようやく見ることができました。
2016年3月31日訪問、撮影です。
⇒十輪寺(じゅうりんじ)(なりひら寺)の説明・見所・アクセスなど
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手前に池があり、向こう側が中庭です。中庭になりひら桜が立っています。
本堂の屋根は少し変わった形をしています。この本堂は「鳳輦(ほうれん)型」と言うそうです。
裏山に登れるようになっています。
奥には在原業平の塩竃の跡があります。
屋根から飛び出すなりひら桜です。こんな桜は他には知りません。
なりひら桜の楽しみ方はまだあります。
横からも上からも、そして下からも楽しめます。
青空を春色に染める見事ななりひら桜です。枝の形も芸術的です。
中庭は「三方普感の庭(さんぽうふかんのにわ)」と言います。
十輪寺の素晴らしいなりひら桜と春の情景に感謝です。