京都市 左京区黒谷町にある金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)の塔頭寺院の
栄摂院(えいしょういん)の紅葉などです。
栄摂院は、金戒光明寺と真如堂の間くらいにある赤い門をしたお寺です。
門から風情ある参道が続き、その奥に庭園があります。
そして庭園からは溢れんばかりの豪快な紅葉が見えています。
参道から眺める真っ赤な紅葉も見ごたえがありますし、
庭園から見上げる空を覆う赤やオレンジの鮮やかな紅葉も素晴らしいです。
栄摂院は京都の隠れた紅葉の名所です。
なお、栄摂院は普段は参道までの公開ですが、秋の紅葉シーズンのみ庭園まで公開しています。
ただし、公開と言っても一般のいわゆる観光寺院とは違うため、
節度を持ってマナーやルールを守って拝観しましょう。
また参道までは無料ですが庭園拝観には志納金(志納料)が要ります。
2017年11月21日および11月26日訪問、撮影です。
⇒金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)の説明・見所・アクセスなど
広告
11月21日分です。
朱色の上品な表門(山門)です。奥には鮮やかな紅葉が見えています。
着いたのは朝の7時ころです。既に門は開いていました。かなり早くから開けてくれているようです。
表門からは石畳の参道が続いており、両脇には緑の刈り込みや燈籠などが配されています。
境内(参道)から眺めた表門です。綺麗な紅葉も彩りを与えています。
緑の苔や刈り込み、生垣の上を赤やオレンジの鮮やかな紅葉が彩っています。
庭園入口の門(中門と呼ぶのでしょうか)の上では真っ赤な紅葉が豪快に色づいています。
庭園に入る前に今一度、参道の美しすぎる秋の彩りと見事な色のコントラストです。
門をくぐって栄摂院の庭園へ入ります。
庭園の右の方には入れませんが苔に覆われた緩い石段が続いています。そして鮮やかな紅葉が彩ります。
下には苔や岩が配されており、華やかに赤い紅葉が散っています。
庭園の奥から眺めた紅葉と入口の門です。池のある池泉式の庭園です。
決して大きな庭園ではありませんが、密度が濃く様々な見方のできる彩りの庭園です。
11月26日分です。
庭園は本堂を囲むようにL字型になっています。そして奥には見事なもみじがあります。