京都市左京区南禅寺草川町にある無鄰菴(むりんあん)の紅葉です。
無鄰菴はもともとは明治・大正の元老である
山県有朋(やまがた ありとも)が京都に造営した別荘です。
その後昭和になり京都市に寄贈されました。
敷地のほとんどを占める庭園は山県有朋自らの設計・監督により、
造園家の小川治兵衛(七代目)が作庭したものとされています。
庭園は琵琶湖疏水を取り入れた水と苔の美しい池泉回遊式庭園です。
建造物としては古風な雰囲気のする木造二階建ての母屋や
レトロな煉瓦造二階建ての洋館などがあります。
秋には色とりどりの紅葉が庭園を彩ります。
以前より人は増えましたが、京都の他の名所に比べれば秋の紅葉シーズンでも人は少なめです。
無鄰菴はまだまだ秋の紅葉の隠れた名所、紅葉の穴場と言って良いでしょう。
庭園では水辺の美しい紅葉、苔ともみじの風情ある秋の景色、
長閑で心落ち着く紅葉などが楽しめます。
なお、写真が多くなる為記事(無鄰菴の建物周辺の紅葉や建物から眺める紅葉)を分けました。
こちらは庭園の紅葉などです。
2017年11月22日訪問、撮影です。
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無鄰菴の見事な紅葉の庭園です。鮮やかな紅葉が庭園をつつんでいます。
多彩な紅葉で溢れています。
朝早いということもありますが人は少なく長閑な空間が広がっています。
水辺の鮮やかな紅葉と水鏡です。紅葉と苔のバランスも絶妙です。
しっとりと落ち着いた雰囲気の庭園を紅葉が色濃く染めています。
以前よりもだいぶ人は増えましたが、まだまだ紅葉の隠れた名所と言って良いでしょう。