京都市北区西賀茂角社町にある大将軍神社(西賀茂)です。
大将軍神社は京都にはいくつかある為、西賀茂大将軍神社と呼ばれることもあります。
2014年6月1日訪問、撮影です。
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『大将軍神社(たいしょうぐんじんじゃ)』の説明
祭神は磐長姫命(いわながひめのみこと)。
この付近一帯、すなわち旧今原村・鎮守庵村・総門村・田尻村の産土神(うぶすながみ)(鎮守神)である。
毎年十月二十三日に行われる例祭は旧四ヶ村が交代で務める慣行が今に伝えられており、
方除け(ほうよけ)、安産の神として信仰が深い。
大将軍の社名は、桓武天皇が平安京を造営されるに際して、
王城鎮護のために四方の隅に大将軍を祀られたことに由来すると伝えられる。
当社の他にもその社名は見られるが、いずれも由緒は明らかでない。
当社もその例外ではないが、古くは角社(すみのやしろ)とも呼ばれるように
平安京の西北隅に位置して方違え(かたたがえ)の神としても信仰を集めてきたと考えられる。
往年は祭礼も盛大を極めたとされる。
当社の背後には瓦屋の窯跡(かまあと)があり、付近は朝廷木工寮に
属した瓦屋の所在地で、瓦屋の鎮守神であったとも伝えられる。
現社殿は賀茂別雷神社(上賀茂神社)の摂社・片岡社を移築したもので、賀茂造りの古式を伝えている。
(京都市 駒札(立て札)より参照)
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大将軍神社は方違え(かたたがえ)、厄除けの神として知られています。
方違えとは、かなり簡単に言えば、目的地へ向かう際、その方角が良くない方角だった場合、
いったん別の方角へ向かい、そこから再度目的地へ向かうということです。